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はじめての鑑賞ガイド


「能・狂言を観てみたい」と思っても、「いつどこで観られるのか分からない」「なんだか敷居が高そう」などの疑問や不安を持たれる方も多いと思います。能・狂言の公演は、全国各地で開催されていて、ほぼ毎週末どこかで能・狂言が上演されています。ここでは、初めて能・狂言鑑賞する方に、公演の選び方や楽しむために知っておきたい情報などをご紹介します。
STEP.01公演を選んでチケットを買おう
まずは、自分の興味やスケジュールに合わせて公演を選びましょう。
1. 公演の探し方
どこで探す?
- 各能楽堂のホームページや能・狂言に関するポータルサイトで探せます。
- 横浜能楽堂の館内ロビーには、横浜能楽堂主催公演のチラシだけでなく各地の公演チラシもあります。

公演内容で選ぶ
- 能・狂言には、普及を目的とした公演や、流派が主宰する定期的な公演、節目節目に催される特別な公演などがあります。初めての場合は、解説付や上演中の字幕表示のある公演だと、事前知識がなくても楽しみやすいでしょう。
- 野外で行われる「薪能(たきぎのう)」は、かがり火の明かりとともに能・狂言を楽しめる公演。イベント性が高く、初めてでも参加しやすくなっています。
時間で選ぶ
- 能・狂言の公演は、2時間以内で終わるものから、5時間以上かかるものまで様々です。
- 狂言は1曲20~30分、能は1曲1~2時間が目安。能と狂言1曲ずつの催しだと、休憩時間を含めて2時間程度のものが多いです。
- 能1曲のみ、狂言2曲のみなど、短い時間で楽しめる催しもあります。
曲目で選ぶ
- 能には、動きが少なく幽玄味を堪能できる作品から、華やかで動きの多い作品まで様々あります。一般的には後者の「土蜘蛛」「船弁慶」などが、初心者向けと言われています。
- 狂言は初めてでも楽しめる作品が多いです。
- あらすじはインターネットなどで調べられます。興味を惹く作品を選んでみるのも選択肢のひとつです。
2. 座席の選び方
能楽堂の客席は、舞台を取り囲むように配置され、主に3つのエリアに分かれます。見え方により料金が違うことも多く、一般的に正面席が一番高く、続いて脇正面席、中正面席が比較的安くみられるように設定されることが多いです。
| 座席の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 正面席 | 舞台を正面から見られる、一般的に一番見やすい席 。 |
| 脇正面席 | 舞台を横から見る席。橋掛りを歩く役者を間近で見られ、地謡も正面から聞こえます。 |
| 中正面席 | 斜めから見る席。柱で一部見えにくいですが、全体を見渡せます。 |
アドバイス
- 最前列は迫力がありますが、作り物や登場人物などで視界が遮られることもあります。
- 正面席中央あたりが一番バランスよく見えることが多いです。
- 横浜能楽堂には舞台全体を俯瞰できる2階席もあります。
3. チケットの購入
- インターネット、電話、窓口など、公演によって方法が異なります。
- 横浜能楽堂の公演は、WEB・電話・窓口で購入可能です。

STEP.02当日の準備と服装
特別なルールはありませんが、快適に過ごすためのポイントです。
服装(ドレスコード)

カジュアルな服装でも問題ありません。着物などを着てお洒落を楽しむこともできます。

夏や冬は、脱ぎ着しやすい
格好がおすすめです。

派手すぎる服装、髪型などは避けましょう。
香りの強い香水も控えた方が良いでしょう。
また特別な事情を除き、上演中は帽子をお脱ぎください。
持ち物

QRコードチケットの場合は
画面保存しておくとスムーズです。


STEP.03能楽堂でのマナー
能・狂言の見方に決まったマナーやルールはありません。他のお客様の迷惑にならなければ、楽しみ方は人それぞれでOKです。
一方で、能・狂言は役者が共に作り出す雰囲気や緊張感が大切だとも言われます。
公演鑑賞を素晴らしい体験にするために、知っておくとより楽しめる情報をお伝えします。
開演前
会場には余裕を持って到着を
- 公演は基本、時間ぴったりに始まります。開演後はすぐに座席に着席できない場合もあります。開演ギリギリでなく、余裕を持って到着しておくと安心です。
上演中の注意
上演中はお静かに
- 能・狂言の上演中は、静かな場面も多く緊張感に満ちています。その緊張感を壊さないためにも、上演中のおしゃべりは控えてください。
- スマートフォンなど出る電子機器は電源を切り、時計のアラームなど音の出るものは、音のない設定するようにしてください。
- ビニール袋や飴の包み紙など、ガサガサと音のするものの扱いにはご注意ください。
撮影・録音
- 特別な公演を除き、撮影・録音は基本禁止となります。生の舞台をお楽しみください。
※横浜能楽堂では、開演前や終演後であれば能舞台の写真を撮影できます(他のお客様への配慮をお願いします)。ご来場の記念にどうぞ。
飲食
- 客席(見所)での飲食はご遠慮ください。ロビーをご利用ください。
その他
- 前かがみになると後ろの方が見えにくくなってしまいます。なるべく座席の背もたれに背中をつけて鑑賞しましょう。また特別な事情を除き、帽子はお脱ぎください。

STEP.04もっと楽しむための豆知識
- 途中で眠くなったら?
無理せず眠ってしまっても大丈夫です。
能の謡や囃子にはリラックス効果(α波)があると言われています。心地よくリラックスできている証拠ですので、安心してください。眠りたくない場合は、前日の睡眠をしっかりとる、満腹を避けるなどの準備を。 - 予習は必要?
必須ではありませんが、少し知っておくとより楽しめます。
基本はご自身の感性で楽しんでOKです。内容を把握したい場合は、あらすじや詞章(台本)に目を通しておくと舞台進行が分かりやすくなります。 - 拍手のタイミングは?
決まりはありませんが、役者が全員退場したタイミングがベターです。
拍手のタイミングに特に決まりはありません。ご自身のタイミングで気持ちを表していただいて良いと思います。一方で、能は舞台の余韻を楽しむ芸能でもあり、公演によっては、感動のあまり拍手が一切おきないことや、主催者が拍手のタイミングを要望することもあります。一般的には、役者がすべて舞台から退場したタイミングであれば問題がないと思われます。




