公演終了

企画公演「ワキとシテ」第5回

開催日
時間
14:00~15:30
入場料
S席 6,000円 A席 5,000円 B席 4,000円 全席指定

後醍醐天皇の腹心・壬生大納言資朝は謀反の罪により佐渡に流され、本間三郎の屋敷で処刑を待つ身です。そこへ資朝の一子・梅若と帥の阿闍梨が最後に一目会いたいとやって来ますが、「自分には子はいない」と資朝は拒絶します。
やがて処刑の時が訪れました。心平らかに死を迎えた資朝の遺骸は、阿闍梨によって丁重に弔われます。
その晩、梅若は父の敵討ちを阿闍梨に打ち明けます。阿闍梨は「本当の敵は北条高時である」と諭しますが、熱意に負けて助太刀をし、梅若は本間三郎を討ち果たします。
主君を殺害された本間の屋敷からは即座に追っ手がかかります。海辺まで逃げたものの、頼みの船は既に岸を離れ、追っ手は迫るなか、阿闍梨の祈念によって熊野権現が現れ神風を起こし、船を引き戻します。梅若と阿闍梨は無事に佐渡を脱するのでした。
「太平記」に題材をとったワキ方の大曲で、首を討たれた資朝の遺骸を取り納める〈供養〉は、ワキ方の極めて重い習事となっています。