公演終了

企画公演「ワキとシテ」第6回

開催日
時間
14:00~16:40
入場料
S席8,000円A席7,000円B席6,000円全席指定


「翁にして能にあらず」と言われ、天下泰平、国土安泰、五穀豊穣を祈る儀式性の強い曲で、特別な催しの冒頭に上演されます。まず若者の千歳が登場し清々しく舞い、続いて老人である翁が壮重な舞を見せます。次に狂言方による三番三となり、〈揉ノ段〉と〈鈴ノ段〉という生命力に溢れた舞が舞われます。

開口
幕府や宮中、本願寺で儀式として能が行われる際に、「翁」に続く脇能の冒頭で最初の登場人物であるワキが、特別に作調された祝言小謡を謡うこと。本日の開口文は、横浜能楽堂本舞台の百三十年の節目を祝う、天野文雄教授によるものです。

能・高砂
阿蘇の宮の神主友成は都見物の途中、播州高砂の浦に立ち寄ります。そこで竹杷(さらえ)と杉箒を持ち松蔭を清める老夫婦に会います。老人は、有名な高砂の松とはこの松であり、住吉の松とは相生の松であると教え、自分たち夫婦は住吉と高砂の者であり、深い契りに結ばれた夫婦なのだと語ります。そして、相生の松は万葉の昔から天下泰平の象徴であるとその徳を語り〈クセ〉、御代を讃えますと、自分たちは松の精であると告げて沖へ消えます。
神主は浦人に子細を尋ね、浦人の勧めで新造の船に乗り住吉へ向かいます。月光が残雪を照らす頃、住吉明神が現れて颯爽と舞い〈神舞〉、天下泰平を寿ぐのでした。「八段之舞」では作り物の松が二俣になり、五段の神舞を、緩急に富む八段に舞います。