企画公演「馬場あき子と行く 歌枕の旅」第3回 近江国・逢坂

開催日

2020年12月19日(土)

時間

14:00~16:30

回数

1

入場料

単独券
S席7,000円 
A席6,000円 
B席5,000円

セット券
S席33,000円 
A席28,000円 
B席23,000円

主催:横浜能楽堂主催

内容:公演・講座

「歌枕」とは和歌にしばしば詠まれた名所。旧跡のこと。現在では、顧みられることも少ない場所も多いですが、「歌枕」は和歌に詠み込まれることで、自然や伝説など特定のイメージを叙情性豊かに連想させ、古代・中世の歌人にとっては憧れの場所でした。そのような「歌枕」の地は多くの能の作品の舞台ともなっています。
本公演では、都から陸奥を結んだ東山道に存在する歌枕を舞台とする能を5回シリーズで上演。作品上演前には歌人で文化功労者の馬場あき子が、「歌枕」の地や詠まれた歌などについて講演します。土地を知り、歌を知ることによって、能をより味わい深く堪能できる公演です。

第3回は山城国と近江国の境にある歌枕・逢坂を舞台に、逢坂山に捨てられた盲目の皇子・蝉丸と、逆さまに生い立つ髪を持つ故に狂乱となった姉の逆髪のひと時の再会を描いた能「蝉丸」を上演します。
講演:馬場あき子(歌人)

能「蝉丸」(観世流)
シテ(逆髪)大槻 文藏
シテ(蝉丸)浅見 真州
ワキ(清貫)森  常好
ワキツレ(輿舁)舘田 善博
ワキツレ(輿舁)梅村 昌功
アイ(博雅三位)野村万作
笛 :松田 弘之
小鼓:曽和 正博
大鼓:白坂 信行

後見:赤松 禎友  武富康之
   大槻 裕一
地謡:浅井 文義  小早川 修
   浅見 慈一  武田 友志
   武田 文志

舞台上の新型コロナウイルス感染症対策として地謡人数を減らして上演いたします

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