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2014年08月10日 (日) 未分類

狂言に挑戦

こんにちは。

横浜能楽堂でインターンシップ(就業体験)をさせていただいている、大学三年生の「ゆきりん」です。私はお琴や茶道、剣道を習っていて、日本の伝統文化に興味があります。
今回、私は8月4日~6日に開催された「こども狂言ワークショップ~入門編~」のお手伝いをしました。このワークショップは、横浜能楽堂が開館した1996年から毎年開催されており、今年で18回目を迎えます。三日間という短い期間ではありますが、先生に立ち方、歩き方といった基本から教わり、最終的には実際に狂言「柿山伏」の一部を演じます。最近は、畳の部屋がある家が少なくなって、正座をすることもなかなかないですよね。ワークショップでは、正座はもちろん、和室での立ち居振る舞いやあいさつのしかたを覚える良い機会になったのではないでしょうか。また、狂言を「観る」だけではなく実際に「演じた」ことで、また新しい発見ができたと思います。

 

歩き方の練習中

歩き方の練習中

 

 

私も子供たちの真剣な姿を間近で見て、一緒に勉強することができました。また、会場の準備や受付、進行の補助などワークショップ当日の仕事を体験したり、職員の方々にお話を伺ったりしました。観客という立場で外側から「見る」だけではなく実際に「やってみた」からこそ、お客様と古典芸能をつなぐ能楽堂の仕事について、学ぶことができたと思います。

 

小舞「盃」のお稽古中

小舞「盃」のお稽古中

 

ワークショップに来て下さった皆さん、狂言の先生方、職員の方々には貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

ゆきりん

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