2014年11月14日 (金) 能楽関連
横浜能楽堂にみる”とき・人・伝統”
凛とした佇まい、伝統の香り「能舞台」 尊い”とき”を感じては心がときめく。
こ~んな空間にうっとり『横浜能楽堂』。
沖縄からアーツマネジメント研修にきて、早二十日。
「光陰流水の如し」(こういんりゅうすいのごとし)
月日は流るる水のように瞬く間に過ぎ去る・・・
恋しているからか。ホントに早い
大切に生きなくては。
沖縄のために何かしなくては。
そんな想いで勉強に
新たな私の一歩は、あゆみだしたばかり。
申し遅れてスミマセン。沖縄から研修に来ました、沖縄おばあです。
私は能舞台が大好きです。
「横浜能楽堂の本舞台」 縁起の良い末広がりの“八”
ときは明治8年(1875年)。旧加賀藩主・前田斉泰邸に建築され
時より大正8年(1919年)。東京根岸から染井の松平頼寿邸に移築
時して平成8年(1996年)。横浜能楽堂開館。横浜市指定有形文化財に。
なんともまぁ~偶然とは思えない八重の“縁起もの”素敵☆
明治12年(1879年)廃藩置県によって、琉球から沖縄県となった年。
それを考えると、沖縄県の歴史は136年・・・能舞台より若い。
能舞台の歴史は、今年140年。関東大震災も乗り越えた。
謹んでお祝い申し上げます。あやかりたい
12月23日「明治八年 能楽の曙光」
「現存する関東最古の能舞台」
幾重もの時を重ねて、いったいどれほどの人を感動させてきたのだろう。
考えるだけで、ドキドキ♥ドキドキ♥ 夢見心地
ときどき実は昼休み、こっそり2階見所に赴いては想いを馳せて一人相撲?
そんな私の、独り言はさておきまして。
伝統を受け継ぐ皆様が立つとき
能舞台が、生き生きと息づく。
息をつめたり、抜いたり、ほどよい緊張感が心地いい~♪
みなさんにもこの幸せをおすそわけ
1月17日「能の五番 朝薫の五番」
能に感化された玉城朝薫(琉球王国時代の踊奉行)
本土の伝統芸能をベースに創造された、沖縄の伝統ミュージカル「組踊」
共にユネスコ無形遺産。
それらを受け継ぐ皆様に、敬意を表して。
沖縄と大和(本土)。組踊と能。
伝統芸能がときを越えて『横浜能楽堂』で共演
どんな舞台になるのだろう
またまたドキドキ♥わくわく♥恋の予感。
3歳から琉球舞踊、9歳で沖縄伝統空手。
伝統芸能とともに歩んだ30年。節目の年に新たなる挑戦 研修
この経験という財産。
与えて頂いた沖縄県、これまで導いて下さった母校・沖縄県立芸術大学の先生方、
お力添えを頂いた芸団協のみなさん、研修先の横浜能楽堂のみなさん
そして支えて見守っていてくれる家族。 ひとえに感謝の気持ちにつきます
「ありがとうございます。」
紅葉坂、少々しんどい坂ですが、その鼓動もまたドキドキという感動に!
秋という時節がら、文化の色めく横浜で、
伝統とひとをつなぐ『横浜能楽堂』、ほっこりしに来ませんか♥
『横浜能楽堂』 140年の能舞台に恋して
研修生 沖縄おばあ