

室内装飾織物のお話
横浜能楽堂の装飾について
横浜能楽堂の装飾は、それだけで見ごたえのあるところもたくさんあります。休館前の装飾について書かれたブログから紹介します。
(ブログより抜粋)
玄関広間カウンター腰部&見所前室扉
横浜能楽堂にも、とても素敵な室内装飾織物があることをご存知でしょうか?
カウンター腰部と見所前室扉の織物がお揃いになっています。お気づきでしたでしょうか?また、見所前室扉の表側と裏側も同じです。表側は裏側より日射の影響を受けるため、少し色あせています。拡大すると写真のようになっています。文様は疋田りんどう錦です。
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第二舞台前室飾り棚部
写真は第二舞台前室飾り棚部です。第二舞台というのは、地下1階にある舞台で、伝統芸能に関するお稽古や小規模の発表会等のご利用のお客様にお貸出しています。第二舞台のドアを開けると渋い文様の織物が目に入ってきます。拡大すると写真のようになっています。文様は小丸龍です。


装束の間地袋 有栖川錦(馬手)
写真は私が最も気に入っている装束の間の地袋です。装束の間とは、能の公演の際にシテ方が装束を着けるお部屋です。このお部屋の地袋を見てみると欅の天板の下に華麗な織物が貼られています。装束の間だからこの華やかな色柄が選ばれたのでしょうか・・・。拡大すると写真のようになっています。文様は有栖川錦(馬手)です。


横浜能楽堂の室内装飾織物の一部、いかがでしたでしょうか?
私は、京都迎賓館「夕映の間」同様、なぜこの壁に織物が貼られたのか?という設計者の意図を勝手に想像して楽しんでおります。次回お越しの際には、室内装飾織物にも目を留めていただけますと幸いです。
(はぜの木)
横浜能楽堂旧ブログより/2018年12月16日(日)掲載




