2014年07月09日 (水) 公演・催事
企画公演「明治八年 能楽の曙光」
12月23日開催の企画公演「明治八年 能楽の曙光」のチラシができました。
横浜能楽堂舞台140年祭 横浜能楽堂企画公演「明治八年 能楽の曙光」チラシ
明治八年。それは、明治維新の混乱により衰退していた能楽界が再起の兆しを見せ始めた時期でもあります。この年の大きな出来事として、現在の横浜能楽堂の舞台が前田斉泰邸内に造られたこと、そして一度は隠居し能楽界を離れていた宝生九郎が、梅若実の強い勧めにより舞台に復帰し、梅若舞台で実をツレに迎え「蝉丸」を舞ったことが挙げられます。梅若実、宝生九郎、前田斉泰、この3人の奔走により、翌年の岩倉邸での行幸啓能が成功し、本格的な能楽の再興へと向かっていきます。
横浜能楽堂本舞台築140年の記念の年にあたる2014年、梅若実、宝生九郎、前田斉泰、彼らの功績を称え、明治八年に演じられた能「蝉丸」を再現。宝生流家元・宝生和英が逆髪、梅若家当主・梅若玄祥が蝉丸を演じます。狂言は、その際併演された「狐塚」を前田家に縁の深い野村万蔵家・三宅家により上演します。
横浜能楽堂舞台140年祭 横浜能楽堂企画公演「明治八年 能楽の曙光」
平成26年12月23日(火・祝)
開場:午後1時 開演:午後2時
狂言「狐塚」 野村万蔵
能「蝉丸」 宝生和英 梅若玄祥
公演詳細はこちら
チケット料金:S席 7,000円、A席 6,000円、B席 5,000円
チケット発売:7月12日(土)正午より(初日は電話・WEBのみ)
※電話予約開始日にチケットが売り切れた場合、窓口での販売はありません
お申込み・お問合せ:横浜能楽堂 045-263-3055