2019年10月30日 (水) 公演・催事
11/2、11/10 「NIGHT SYNC YOKOHAMA-ナイトシンクヨコハマ 」×横浜能楽堂コラボ企画開催!!
11月1日(金)~12月27日(金)の期間中、新港中央広場を中心とした新港地区にて、横浜の夜を彩るイルミネーションイベント「NIGHT SYNC YOKOHAMA-ナイトシンクヨコハマ」が開催されます。
(写真「NIGHT SYNC YOKOHAMA」特別プログラムイメージ)
「NIGHT SYNC YOKOHAMA」期間中には、伝統芸能やポップカルチャーなど、現代の日本文化をさまざまなカタチで発信しているアーティストたちによる、スペシャルパフォーマンスが実施されます。
そのスペシャルパフォーマンス第1弾として横浜能楽堂が参加します。
11月2日(土)、11月10日(日)の二日間、「NIGHT SYNC YOKOHAMA」特設ステージの映像演出を能舞台とし、人気の演目「羽衣(はごろも)」と「熊坂(くまさか)」の仕舞を、特別映像と合わせて上演します。
能には、囃子や謡が入り、能面・装束を付けて舞う一般的なイメージのもののほかにも、様々な上演形式があります。
今回は、曲の見せ場の短い一部分だけを少人数の謡だけで舞う「仕舞」という上演形式で行います。演者は、紋付袴姿です。シンプルな中に、能の本質が見えて来ます。
曲は、「羽衣」と「熊坂」です。「羽衣」は、駿河国・三保の松原で、漁師に羽衣を持ち去られそうになり、返してもらう交換条件として、天人が天上の舞を優雅に舞います。「熊坂」は、美濃国の草原に、忽然と現れた大盗賊として知られた熊坂長範の霊が、生前、薙刀を手に牛若丸の宿に攻め入り、返り討ちに合った時の様子を勇壮に再現して見せます。
映像プロジェクションによる先進的イルミネーションと伝統芸能のコラボレーションをお楽しみください。
【出演者】
馬野正基(シテ方観世流)
観世流シテ方能楽師。1965年、京都生まれ。馬野義男の長男。父及び河村隆司、故八世観世銕之亟、九世観世銕之丞に師事。新作能や復曲能、映画、海外公演などにも多数参加。華諷会、大分颯々会主催。公益社団法人銕仙会理事。公益社団法人能楽協会常議員。重要無形文化財総合指定保持者。
【日程】
11月2日(土) 18:25~18:45/20:25~20:45
11月10日(日) 18:25~18:45/20:25~20:45
【会場】
新港中央広場 NIGHT SYNC YOKOHAMA特設ステージ(横浜市中区新港1丁目5)
【演目】
仕舞「羽衣」、仕舞「熊坂」
【入場料】
無料
【NIGHT SYNC YOKOHAMA公式ホームページ】