名水百選、湧水の取水ポイントとして知られている丹沢・ヤビツ峠近くの
「護摩屋敷の水」へ行ってきました。
昔、修行に訪れた僧たちが、ここの水で身を清めたと伝えられたことから
この名前がついたそうです。
場所は、秦野市寺山の国道246号から県道を約13キロ入った沢沿いにあります。
思い起こせば、かれこれ約15年前・・・。
その時は水汲みに全く興味が無く私は家でのんびりと・・。
いつしか.周りからのブーイングで・・。
気がつけば私が行く羽目に。そして今日もまた。
朝3時半ごろ起床。軽い食べものとお茶を持ち、いざ旅立ち!
なぜならば昼間は行列が出来待ち時間2時間も当たり前なので。
せっかちな私は耐えられずいつも日の出の頃に現地到着を目指しています。
国道から県道(山道)に入ると熊注意の看板。 (あぁ、こわ~)
鹿を見かけこともしばしばです。
現地に着いて出会った人と話をするのも楽しみの一つ。
その一部をご紹介。
「ここの水がおいしい」とのうわさでわざわざ山梨から来た人。
(山梨にもおいしい水があるのに・・・ドライブがてらかな?
このように他県から来る人も多いのがとても不思議です)
「南極越冬隊の水」として補給された水だと、まことしやかに言う人。
「毎日そばを茹でる」のに使っていると言うそば職人。
お店で「ミネラルウォ―タ」として提供している人。
(道義に反するのでは?)
2年間そのままでも水質が変わらなく「今も飲んでいる」と言う人。
(沸かして使うのが常識だと思いますが・・・)
色々な方と出会うので話が尽きません。
水汲みが終わり山道をくだって『菜の花台』で小休止。
ここは富士山や秦野の町並みを眼下で見ることが出来ます。
(夜景スポットとしても地元では有名ですよ!カップルの方お勧め!)
帰路では、農家の路地販売で野菜を買ったり、養鶏場の新鮮な卵を購入したり、
日帰り温泉で入浴したり (アルカリ泉でお肌もすべすべですよ!)一日が非常に有効的です。
この水、コーヒー、炊飯、お茶、味噌汁等で使い約1カ月でなくなってしまいます。
今回は250L程の水を汲み直行直帰し約90Km 4時間の旅でした。
皆様も興味があれば是非足を運んでみてはいかがですか?
タ―ニヤ