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2018年11月26日 (月) 日々の出来事

熱海の休日

さわやかな秋。熱海に行きました。

熱海のイメージといえば、温泉、海、昭和の雰囲気・・・

マンホールに温泉のマーク

 

昭和のイメージ?!

 

やっぱり、海!

 

駅ビルを出るとすぐにある平和通り商店街。ひもの屋さんにはおいしそうな海産物が並び、店頭で食べられるスペースがあります。お昼前でしたが、生シラス、生桜えび、豆イワシをいただきました。

 

散策しながら来宮神社へ。境内、本殿はもちろんのこと、喫茶スペース等もとても美しく整備されていて、たくさんの参拝者がいました。

 

来宮神社は来宮駅の近く。地図によると「健康パン」というパン屋さんがあるはずなので、探してみると、「健康パン」という名のお饅頭屋さんでした。

来宮神社の御祭神に麦こがし、橙、ところ、百合根をお供えしたところ大変喜ばれたという古記が伝わるそうで、神社の来福スウィーツにはそれにちなんだお菓子がいろいろあります。その一つが、この「健康パン」のこがし饅頭。麦こがしの香ばしい香りと、上品な甘さのこしあんがとてもおいしい逸品でした。

 

起雲閣を目指して歩き始めました。途中に湯前神社や温泉寺といった、温泉地ならではの寺社がや、熱海七湯の大湯間欠泉や風呂の湯・水の湯という源泉もありました。このうち、大湯間欠泉は世界三大間欠泉の一つに数えられていたそうです(他の2か所は、アメリカ・ワオミング州のイエローストーン公園内オールド・フェイスフル・ガイザー、アイスランドのグレートゲイシール)。

 

間欠泉の横には明治期の電話ボックスを復元したものがあり、「市外通話創始の地」の碑。国内で初めて市外通話のが始まったのが、明治22年(1889年)、熱海と東京結ぶ市外通話だったとのこと。

ちなみに、山手の元町公園にも明治期の電話ボックスがあります。こちらは電話創業(明治23年)100年を記念して平成2年に設置されたもので、日本で初めて(明治33年)京橋に建てられた電話ボックスを再現しています。

 

寄り道ばかりしていたので、起雲閣に着いたのは夕方近く。起雲閣は大正8年に別荘として建てられ、昭和22年に旅館として営業を開始し、太宰治や谷崎潤一郎、尾崎紅葉ら数多くの文豪にも愛された熱海を代表する宿の一つでした。

 

熱海といえば、「金色夜叉」。貫一・お宮。

 

東海道線で横浜から熱海行きに乗れば1時間10分くらいで、日帰りできる近さ。充実した休日を過ごせるすてきな街。またのんびり訪れたいです。

 

トラ子

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