2021年11月05日 (金) 能楽関連
「横浜能楽堂芸術監督による能楽入門講座」を開催しました。
令和3年10月24日(日)に「横浜能楽堂芸術監督による能楽入門講座」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。当日の様子をご紹介します。
まず見所にて、横浜能楽堂芸術監督 中村雅之が「能を演じる場の変遷」というテーマで60分お話しました。南北朝時代~室町時代の仮設の舞台、桃山時代~江戸時代の能舞台、明治時代の近代の能舞台についてなどです。今回はレジメをお配りしました。お話が脱線する場面もありましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
アンケートには次のような感想をいただきました。
・能がどのように始まったかを知ることができました。テレビでしか見たことがありませんでしたが今後は公演をみたいと思います。
・本で得た知識が歴史的に説明していただいて理解できたことをさらに深まったことなど
たくさんありました。さらに能への関心が強くなりました。
・能の歴史がよくわかりました。もっもっとお伺いしたいと思いました。もっと知りたい!!と思いました。また、別のテーマでお願いします。
お話の後は、3グループに分かれて舞台裏、展示、2階見所を見学しました。毎月行っている施設見学でもご覧いただくコースなのですが、展示については、通常の施設見学にはない趣向をと考え、2階レストランスペースに大名家の装束図録集を展示してみました。池田家、細川家、毛利家、前田家のものです。
舞台裏、展示、2階見所の見学についてはアンケートでは次のような感想をいただきました。
・舞台裏などこのような機会がなければ見ることが出来ない所を見せていただき能楽堂を少し身近に感じることができました。ありがとうございました。
・衣装の本の厳かさに圧倒されました。このような機会がなければ拝見することはなかったと思います。
・直接目で見たり、二階席から舞台を見て感じたことなど大変貴重な体験でした。
ご参加いただいた皆さまには、新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただきありがとうございました。今回はお話がメインの催しでしたので、もっとゆっくり見学をしたいという方は、通常の施設見学日がおすすめです。今後の予定は次のとおりです。詳しくはこちらをご確認ください。
では、公演・ワークショップ・施設見学など、またのご来館を心よりお待ちしております。
はぜの木