2021年10月25日 (月) 内容
横浜能楽堂催し物案内『橋がかり』2021年11月~12月を発行しました。
横浜能楽堂では館内で行われるイベントなどを掲載した情報紙を月一回定期発行し、他の公共施設や友の会会員様向けに送付しています。
今月号(2021年11月~12月)は11月から2月の主催公演と11月から12月に開催するワークショップ・講座の情報他を掲載しています。
能楽師(狂言方)が案内する横浜能楽堂見学と狂言ワークショップ「太郎冠者、あれこれ」
狂言の主要な登場人物である太郎冠者。太郎冠者は召使なのですが、その役の中にはいろいろなキャラクターがあります。歌が上手、頓智が利く、お酒が大好き、情に厚いなど、さまざまな個性があふれています。今回のワークショップでは、狂言「末広(すえひろがり)」の一部を実際にご覧いただきながら、狂言方大蔵流・山本東次郎家の山本則重と山本則秀が、太郎冠者という役柄をとおして狂言の魅力をお話しします。狂言の体験と本舞台・舞台裏見学付き。
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日本全国能楽キャラバン!金春円満会横浜公演
公益社団法人金春円満会主催の公演が1月29日(土)に横浜能楽堂で開催されます。
「関寺小町」は能楽最奥・老女物の秘曲。百歳の齢を重ねた小野小町が、七夕祭の稚児の舞に誘われて杖にすがり舞い始めます。歌人小野小町の人生に焦点を当て、老いの身の淡い悲しみを深く美しく描きます。今回シテを勤める本田光洋は、流儀の重鎮として能楽界を牽引し、その巧緻を極めた謡は多くの観客を魅了します。
他に、人間国宝・山本東次郎による狂言「御田」、金春流81世宗家・金春憲和による仕舞「源太夫」、舞姿の美しさに定評のある櫻間金記による仕舞「花筐クルイ」などを上演いたします。
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はぜの木