2013年09月25日 (水) その他
「心と経済」の復興支援『現地で学ぶ見る感じる 芸能の宝庫・岩手の旅』
平成23年9月に、横浜在住の古典芸能実演家の呼びかけにより実現した「東日本大震災チャリティ公演『古典芸能のつどい横浜』では、東北の芸能団体に道具を支援しました。その時の報告はこちら https://yokohama-nohgakudou.org/staff-blog/?m=2013&paged=3
横浜能楽堂では、引き続き、何かできることは無いかと模索しておりました。そして今回、実現したのがタイトルの 「心と経済」の復興支援『現地で学ぶ見る感じる 芸能の宝庫・岩手の旅』なのです。
岩手県は、「民俗芸能の宝庫」と言われ、鹿踊・獅子舞・虎舞など、この土地でしか見ることのできない個性的な芸能が数多く受け継がれています。多くの方に岩手を訪れていただき、それらの芸能を理解してもらうことにより、「心と経済の復興」の手助けをしたい、と横浜能楽堂と大船渡市民文化会館リアスホールの企画協力で実現しました。
大船渡には、2日目に訪れます。 「古典芸能のつどい横浜」が支援した5団体のうち、3団体がある大船渡は、津波の被害が甚大で、鉄道もこの3月にバス高速輸送システムにより再開しましたが、まだ、復興には程遠い地域です。ここでも、地区ごとに「鹿踊」「獅子舞」などいくつもの芸能を持っています。今回のツアーでは、そのさまざまな芸能をリアスホールでの「郷土芸能祭」を見たり、街を自由に散策したり、自由に時間を過ごしていただきます。
街を歩き、地元の美味しい物を堪能していただいて、大船渡のファンが増えることを願っています。ちょうど「さんま」が美味しい頃ですよ。
ツアーの1日目は、花巻で、今年没後80年を迎える宮沢賢治についてたっぷり学びます。3日目は世界遺産・平泉を訪れます。毛越寺では、執事長・藤里明久さんによる解説とともに、能の先行芸能でもあり、国の重要無形文化財にも指定されている「延年の舞」を鑑賞。中尊寺では境内にある白山神社能舞台で、中尊寺仏教文化研究所所長の佐々木邦世さんによる講演と、佐々木宗生・多門さん親子による平泉ゆかりの仕舞「秀衡」をみるなど、普段は見ることのできない特別プログラムが満載です。 多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
お申し込みは下記2つの旅行会社へ。
横浜能楽堂
JTBコーポレートセールス 法人営業横浜支店「芸能岩手の旅」
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クラブツーリズム
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