2016年11月27日 (日) 日々の出来事
今年も残すところ…(11月の風物詩)
皆さま、こんにちは。
あん娘です。
20度近くまであった気温が急に下がり、
11月にもかかわらず雪が降る天候に、
秋はどこへ行ったのかしら?と思う今日この頃です。
皆さまは、お変わりありませんか。
今年のカレンダーも残すところ後1ページ。
街にはクリスマスのイルミネーションがキラキラしていますね。
私は、横浜に住むようになって6年が立ちますが、
毎年この時期になると行きた~い!と思っていたところがあります。
それは、『酉の市』!!
11月の酉の日に開催される鷲神社の祭礼です。
私がこどもの頃は1月に『だるま市』があって
(私の生まれは、静岡県の西部地方です)、
セーターやらコートやら、とにかくあったか~くして家族と出かけました。
購入した時に片目を書き入れ、納めに行くときにもう一方の目を書き入れます。
商売が繁盛したら一つ大きなだるまを購入するので、
昨年より大きくなっていると子供心になんとなく嬉しかったのを覚えています。
学生時代に住んでいた関西では、えべっさんのお祭り『十日えびす』にも行きました。
1月9日~11日の3日間、「商売繁盛、笹もってこい!」の掛け声で、
小判や鯛などの縁起物がたくさんついた笹が売られ、にぎやかです。
ニュースでは毎年「福男神事」が取り上げられますね。
そして平成28年11月23日、念願かなって二の酉に行ってきました。
お参りしたのは、横浜の金毘羅鷲神社。
翌日に雪予報が出ているにもかかわらず、びっくりするぐらいの賑わいです。
混雑を避けるため道はすべて一方通行。ぐるーっと廻りながら神社へ向かいます。
露店もたくさん出ていて、さてどれにしようかと悩むのも楽しいですよね。
金毘羅鷲神社の周辺には韓国料理のお店がたくさんあって、
あまりの寒さにスンドゥブチゲを購入。
熱さと辛さに体が温まります。
さらに進んでいくと、山芋の磯部揚げなるものを発見!
珍しさにひかれ、さっそく購入。
おろした山芋が油で揚げてあって、トロトロアツアツです。
そんなこんなでいつの間にか、金毘羅鷲神社に到着。
たくさんの提灯が鳥居の周りに掛けられ、とても綺麗です。
参拝を終えて、熊手を探していると…。
ありました!
小さいものから、こんな大きな熊手をどこに飾るんだろう?と思うものまで。
縁起物の小判や俵が飾られた、お店ごとに違ったテイストの熊手が売られています。
熊手も、今年が良い年だったら一つ大きなものを買うとのこと。
今年の幸せと、翌年への希望がたくさん詰まっているんですね。
今年も残すところあと僅かです。
皆さまは、どのような一年を過ごされたでしょうか。
どうぞ来年も、幸せがたくさんやって来ることを願って。。。
12月、風邪などひかれぬようお過ごしくださいませ。
横浜能楽堂の今年最後の公演は、12月11日(日)の横浜狂言堂です。
名古屋の野村又三郎家の出演で、狂言「腰祈」と狂言「素袍落」をお送りします。
詳細はこちら
狂言「腰祈」(和泉流) 撮影:杉浦賢次
また、来年の平成29年2月4日(土)には、能「生贄」と関わりのある組踊「孝行の巻」を合わせて上演する、『能の五番 朝薫の五番』をお送りいたします。
能「生贄」は、約30年ぶりの再演となる珍しい一曲です。
詳細はこちら
能「生贄」(観世流)梅若玄祥 撮影:前島吉裕
年末も新年も、どうぞ横浜能楽堂に足をお運びくださいませ。
あん娘