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2019年08月17日 (土) その他

わからなくてもいいよ!:古典とポストモダン公演観劇ガイド

横浜能楽堂では2019年3月から8月まで、ギリシャからのインターン、フィリポス・モスハトスさんを受け入れています。主催公演開催時はパンフレット配布などのお手伝いをしてくださっていますので、既に皆さんにお会いしているかもしれません。フィリポスさんはアテネ国立大学演劇学部の学生で、近代日本演劇の研究をしています。日本文化に興味を持ち、2014年から国立大学の言語学校で日本語の勉強を始めました。

フィリポスさんが来日以降に日本で観た演劇や、さまざまな文化について感じたこと、考えたことなどをこのブログで紹介してもらいます。なお、文章については本人が書いたものをそのまま掲載しています。今回はその5回目、いよいよ終わりに近づいてきました。どうぞお楽しみください!

 

 

ロメオ カステルーチの“Tragoedia Endogonidia”(私用写真).見ても全然理解できない。

原始的な理解の必要性。

皆さん、こんにちは!聞きたいことがあります:能楽公演、それともあるポストモダンの公演の直後に「全く理解できない」って何回家に帰ってきました?この感覚は思ってより一般的です。なぜなら「あ、公演はつまらなかった」、それとも「言葉なしと俳優の行動に意味はなかった」の公演はしばしば混乱させます。何かを十分楽しむのは、公演も日常生活の催しにも、全部理解する必要があります。人間をより自信と安全性を感じさせ、サバイバル本能は先史時代から現代の趣味や仕事に移動した。先史時代に何かを理解できない時に不安になった。なぜなら多分この「何か」はあなたのことを殺すつもりだった。人間の本能を消すするのは無料です。観劇に何かをわからない時に当惑気味な視線は顔に現れると、友達と同僚を会話する時に「あ、面白かったね!」って良く言ってます。この観念は、ポストモダン公演の場合、演劇監督の文明っぽいと「わざわざすごく意味深い」公演によって応援されています。理解できないようではちょっと違和感に感じさせる。でも安心してください!この違和感の感じを直す方法はあります!

 

国々の古典公演の場合。

前の記事に言われたけど、繰り返します:古典公演は見るより感じるがいいと思います。古代ギリシャ悲劇と喜劇、日本の能と狂言、フランスのモリエールの喜劇、イタリアの16世紀のコメディアデルアルテ、この古典芸能に隠すことは国々の祖先の世界への感謝とユーモアのセンス。悲劇と能の場合は精神的な儀式です、そして喜劇の公演には時代のいたずらです。私たちの先祖は、私たちと同じように、物事を混ぜることが好きだったからです。もちろん何の国の悲劇と喜劇の鑑賞方法は違う。狂言に観劇にいくとき、室町時代時代の「いたずら感じ」を抱けてください。イタリアの喜劇、それともコメディアデルアルテ(芸術喜劇)を見る時に16世紀のイタリアの宮殿、陰謀、誤解、星を越えた恋人たちを想像して感じてみてください。期間について何も知らなければ、それも大丈夫です。ゆっくり座って心を開き、俳優と演劇があなたを連れ去る。私を言及した他の国でも同じです。何も知らない時も、心を開けて、脳の目を閉じて、そして時代の精神を感じてください。現実的の芝居かそれとも現実的な映画のせいで少し難しいけど。。。

 

ポストモダン公演の場合。

ポストモダン公演の公演はちょっと微妙です。近代だから、儀式とかそう言うことがあんまりありません。それは、それらが現在の問題や状況について考えさせるために作られているからです、特別に「パーフォーマンス」というジャンル。「パーフォーマンス」って何であるかを正確に定義するのは難しいけど、私がそれを定義する方法は、「人々に様々な問題を認識させることを意図した出来事」となることです。このパーフォーマンスとポストモダン公演も考えすぎるなら多分わかんない。近代演劇の大学の墓性は2年まえそういった:「多くの場合、何が起こっているのか理解できません。体をリラックスさせ、心を開いてください。それが起こっている瞬間にあなたがあなたの目の前で見るすべてを推論しようとしないでください。ショーを終了し、家に帰り、シャワーを浴び、リラックスして翌朝考えてみてね」。この考え方かたは何の公演にも使うことができますけど、ポストモダン公演と「パーフォーマンス」の場合は絶対に不可欠です。それは調理されたばかりの食べ物を食べるようなものです。 舌が火傷を負い、味を感じることができなくなります。 しかし、少し時間を待ってると、食べ物の味を理解できるようになります。食べ物は美味しいかどうかは人によってと思います。公演と同じことです。食べ物がおいしいかどうかは、シェフ(監督)の素材(俳優)と顧客(観客)の味に依存します。

 

あとがき:心の理解力

強調したいことがただ一つ。じぶんの心得の直感を信じてください。公演の好き嫌いのポイント良く説明することができないので、大丈夫です。これは評論家の役名です、そして評論家も自分自身で公演を理解していません。自分の主な直観を信頼るなら、ゆっくりなにを見ても考えらず楽しむことができます。

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